CZPを用いた縮小処理でアルゴリズムの持つ空間周波数特性を明らかにすることができました。 しかしながら空間周波数特性に優れた縮小ならば高品位な縮小というわけではありません。
画像の良し悪しを評価するのは人間であるため、人間の視覚特性を考慮する必要があります。
空間周波数特性の評価で使用したCZP をもう一度見直してみます。
下の画像は512×512のCZPです。
視覚特性を考慮した縮小処理は、画像を遠くから見たときの見え方を再現する処理と捕らえる事ができます。 つまり1/2の縮小とは50cmの距離で観察している画像を、1mの距離で観察したときの見え方をシミュレートする処理と捕らえる事ができます。 まずは上のCZP 512×512をモニタから1メートル以上離れて観察してみてください。
中心から離れるにしたがって緩やかに縞模様が消えてグレーになり、4隅や辺の真中付近に同心円の縞模様が現れるはずです。